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冬の寒さ対策:意外な盲点とは…



どぉも。

寒い日が続きますね。まぁ冬だから仕方ないのですけど。


「冬は寒いので自転車に乗りたくない…」


そんな人も多いですね。

それでも自転車に乗る人は、いろいろな防寒対策をしていると思います。


自転車の防寒で特に重要なポイントは、お腹周りと末端(手・足・頭)を温めることです。


手・足・頭…あたま?

という人、結構いませんか(笑)


厚手の手袋やシューズカバーなど、手足の防寒はしていても、頭は夏と同じ格好のヘルメットのみ! という人をよく見かけます。


自転車用のヘルメットは通気性良く作られているものが多いので、もともと頭が「よく冷えるように」デザインされています。

冬もそのままかぶって走ると、冷気で頭部が冷やされて寒冷刺激による頭痛や、血液循環の低下を招く原因になってしまいます。

なにより頭が冷えると体全体が冷えてしまいます。



頭を冷やさない対策として最も有効なのは、穴のないヘルメット!

画像の2つは私が使用しているものですが、どちらも古いもので現在は廃番となっています。

冬用という訳ではなく、タイムトライアル向けの空力特性を重視して穴をなくした製品ですが、冬の通勤用に大変重宝しています。



タイムトライアル向けというと、こういうヘルメットもありますね。

バイザー付きで顔も耳も暖かく最高なのですが、JCF(日本自転車競技連盟)の競技規則第50条4(3)に以下の文言が記載されています。


ヘルメット後部の突き出しが長く転倒時に首に負担がかかるおそれのあるもの、耳を完全に覆って外部の音が聞きづらくなるおそれのあると認められるもの等については、「タイムトライアル系競技においてのみ使用できるもの」として認定されることがある。当該ヘルメットは上記の理由から、タイムトライアル競技中以外の使用は推奨されない。



以上の理由から、公道では使用できないもの思ったほうがよさそうです。


穴のないヘルメットは極論として、一般的に頭部の防寒でよく使われるのがヘルメット下のアンダーキャップです。専用のものも売られていますが、ニット帽などでもよいと思います。

また、見た目を気にしなければ「物理的にヘルメットの穴を塞ぐ」という荒業も(笑)

私の知人には、冬になると養生テープとラップで穴を塞いで使うというツワモノもいます。


頭を防寒するだけで寒さの感じ方はかなり変わります。いままで気にしていなかった方は是非試してみてください。



ちなみに冬用のブーツというのもあります。暖かさが段違いですので余裕のある方はこちらもおススメです。

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